「M-1グランプリ2018」の審査員である上沼恵美子さんへの暴言騒動で賑わっていますが、2018年12月9日放送「THE MANZAI 2018マスターズ」では審査員不在です。なんでも、2015年から司会のビートたけしさんが審査制を廃止にした上で、「過去の審査員が面白くないやつばかりだった」と語ったそうですが、過去の審査員は誰だったのかご紹介します。
M-1グランプリ2018で話題となった『霜降り明星』や『審査』についてご存じない方は、以下の記事をご覧ください。
参考:【2018年M-1】霜降り明星の優勝理由はなぜ?面白くない?感想まとめ
THE MANZAIの歴代審査員は誰?2018年の廃止理由はビートたけしの一言
歴代の審査員と、2015年から審査廃止になった理由について、ご紹介していきます。
審査廃止になった理由
ビートたけしさんの判断で、「THE MANZAI 2018」の優勝者を決める審査がなくなったということですが、なんでも理由は審査員に面白くない奴らがいたから。ということなのです。
審査員してるやつが俺から見ても面白くないやつだったもんお前が人のこと言えるかってやつだよ。
プロ野球の2軍や代打が『それはいけませんね』と言ったって、誰も許さないでしょ。
引用:ビートたけしの発言(2018/12/8放送 新・情報7daysニュースター)
ビートたけしさんが誰のことを『面白くないやつ』『2軍の選手』と表現したのか気になりますので、さっそく過去の審査員をご紹介しますね。
THE MANZAIの歴代審査員
審査員の一覧は、次のとおりです。
芸能界の大御所で誰でも名前を聞いたことがある人ばかりのように思いますが、たしかに漫才ってイメージはない方もいますよね。
例えば、秋元康さんってもはや漫才関係ないですし・・・。アイドルを決める審査なら必ずいてほしいですけど(笑)
西川きよし
西川きよしさんといえば、『やすしきよし』の漫才コンビで漫才ブームの火付け役ともいえる存在なので、納得の審査員ですよね。
秋元康
秋元康さんといえばAKB48のプロデューサーや作詞家としてのイメージですが、大ヒットを生み出してきた放送作家としての一面もあるので、『人にうける面白さ』の真髄は理解している?といえます。
志村けん
志村けんさんといえば『ドリフターズ』などコント芸人のイメージですよね。実際、同じお笑いでも漫才はしていないようです。
テリー伊藤
テリー伊藤さんも元々は『放送作家』なので、プロデュースする側でした。お笑い芸人でも漫才師でもありません。ただ、お笑い番組を手がけていたこともあるので、ある意味、視聴者に何がうけるか?わかっています。毒舌でも有名ですね。
関根勤
関根勤さんはお笑い芸人ですが、どちらかというとお笑いタレントのイメージ。あまり漫才のイメージはないです。でも、モノマネやコメントがめちゃくちゃおもしろいです。
オール巨人
オール阪神・巨人で有名なオール巨人さんは、生粋の漫才師でM-1でも審査員でした。なにも言うことはありません。
大竹一樹
さまぁ~ずの大竹さん。コントのイメージが強いですが、いちおう漫才もやっていたようです。
大竹まこと
大竹まことさんは『シティボーイズ』というトリオでコントをやっていました。毒舌なコメントが好きです。
渡辺正行
『リーダー』の愛称でお馴染みの渡辺正行さんは、『コント赤信号』というトリオでコントが人気でした。後述するラサール石井さんと同じグループです。
ラサール石井
ラサール石井さんは『コント赤信号』のメンバー。渡辺正行さんと入れ替わりの交代で審査員をしていたようです。
春風亭小朝
春風亭小朝さんは『落語家』ですね。俳優としての一面もあります。実はTHE MANZAIで過去に明石家さんまさんとコンビを組み漫才を披露しています。お笑いのルーツともいえる落語の専門家であり、古今の漫才に詳しいようです。
木村祐一
キム兄の愛称で親しまれる木村祐一さんは、『オールディーズ』というお笑いコンビを組んでいましたが、コンビ解消後はピン芸人や放送作家としての活動していました。2001年に板尾創路とコンビを組んでM-1グランプリに出場し、準々決勝まで進む実力。
天野ひろゆき
キャイ~ンの天野ひろゆきさん。漫才とコントのどちらもやっていますよね。もちろんネタ作りはウド鈴木ではなく、すべて天野さんです。映画監督や声優もしていたりと多才な方です。
高須光聖
『たかすみつよし』さんは数々の人気お笑い番組の放送作家をしていた凄い方。『ガキ使』『水曜日のダウンタウン』『ワイドナショー』『めちゃいけ』『ロンハー』・・・あげればキリがありません。バラエティ番組って放送作家さんが考えたシナリオでやっているので、ある意味この方は『お笑いのプロ』です。ただ、漫才に詳しいかはわかりません。
鈴木おさむ
放送作家で森三中の大島さんの旦那です。『いいとも』『SMAP』テレビドラマなど多岐にわたるジャンルの構成を考える天才。
働きすぎです。漫才に詳しいかはわかりませんが、『笑い』のエッセンスを知っている方です。
ヒロミ
お笑い芸人のイメージないですが、『B21スペシャル』というコントグループで1990年にはゴールデンアロー賞というその年に芸能界で活躍した人に贈られる賞まで受賞するほど絶大な人気を博しました。コメント力がハンパないですが、漫才のイメージはないです。
まとめ
歴代のTHE MANZAIの審査員について、ご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
最近の小学校の運動会では、順位を決めずに最後は手をつないでゴールするなんてことも聞きますが、競争っていいものだと思いますけどね。
もちろん、競争が悪いんじゃなくて、ルールや審査基準がない『漫才』に順位をつける難しさがあるからやめるっていう意見もわかります。
でも、『審査をやる・やめる』の二択じゃなくて、視聴者が納得のいく審査員を設定することに努力してほしかったです。
ただ、あまりギスギスしないで、単純に漫才を楽しめばいいじゃん!とも思います!どっちや!(笑)