元メジャーリーガーでプロ野球選手だった新庄剛志(しんじょう つよし)さんが、2019年11月13日に『もう一度、プロ野球選手になる』と宣言したことが話題になっています。
今回は、新庄さんがプロ野球選手に復帰する理由と現役時代に一度引退した理由、そして、引退後の活動について解説していきます。
【新庄剛志】プロ野球に復帰する理由はなぜ?
元メジャーリーガーの新庄剛志さんが、2019年11月13日に『プロ野球選手にもう一度、復帰する!』とYoutube動画で宣言したことが明らかになりました。
新庄剛志さんは、2006年シーズンに一度、プロ野球選手を引退しましたが、
なぜもう一度、プロ野球を目指すことにしたのでしょうか?
その理由は、『自分でも「99%無理」だと思うことに挑戦することで、夢に挑戦できない人に背中を見せたいから』だそうです。
新庄剛志さんは、1年後のトライアウトに合格することを目指すことを決めたそうです。
そのキッカケは、元プロ野球選手の清原和博さんが2019年からスタートした「ワールドトライアウト」の監督に就任したことだったそうです。
清原和博さんは、2016年に覚醒剤取締法違反で逮捕され、薬物依存のリハビリと社会復帰が注目されていました。
新庄剛志さんは、現在インドネシアのバリ島で生活していますが、清原和博さんがトライアウトの監督を勤めることを目にして、「おもしろいなぁ。俺にも何かできることないかなぁ」と思っていたそうです。
そして、今日(2019/11/13)の朝に起きて2秒後に、『もう一度、プロ野球選手になろう』と決意したそうです。
新庄剛志さんは、プロ野球を引退後は、12年間も何もトレーニングしていないそうですが、在住中のバリからすぐに帰国してトレーニングを開始することを明かしています。
また、このような突拍子のない行動に出た理由については、『これまでの人生で、【感と経験と度胸】を大切にして、思ったらすぐ行動、すぐ告知することで夢を叶えてきた』ことを理由にあげています。
新庄さんは『言ったらやるしかないじゃん?今日もう7キロ走ったんだよ。』とすぐに目標に向かって行動する姿をYoutubeの視聴者やファンに見せようとしている様子でした。
ちなみに、トライアウトでプロ野球に復帰できた最高年齢は、37歳だそうで、新庄さんは現在47歳です。
生年月日:1972年1月28日
年齢:47歳(2019年11月時点)
血液型:A型
出身地:長崎県
学歴:西日本短期大学附属高等学校
経歴:阪神タイガース→ニューヨーク・メッツ→サンフランシスコ・ジャイアンツ→ニューヨーク・メッツ→日本ハムファイターズ
※現役時代には44億円稼いだ。
【新庄剛志】プロ野球を現役引退した理由は何だった?
新庄剛志さんがプロ野球選手を現役引退したのは、2006年シーズンのことでした。
引退理由について、当初の記者会見では、『グローブが使えなくなったから』とだけ発言したことで、その真意は謎に包まれていました。
これまでもメディアの注目を意図的に集めるような行動をしてきただけに、周囲では『また暴走』などとの声もありましたが、実は、本当の引退理由は『左目視力低下』が原因でした。
視力が低下したことで速いスピードのボールに反応する速度(動体視力)も著しく低下し、プレーに支障をきたすようになっていたようです。
この視力の低下は遺伝的なものだそうで、新庄剛志さんの祖父も片眼は失明状態だったようです。
本当の引退理由を唯一打ち明けた家族からは、『やはり来たか…』と言われていました。
視力低下は、年々深刻化していたようで、実は2002年頃から原因不明の痛みに悩んでいたことも、引退後に明かしています。
当初は理由を明かさずに、開幕してまだ間もない時期にシーズン限りでの現役引退を表明したことで、新庄剛志さんのファンは署名活動を行ったり、球団からも撤回要請を受けるほど、引き留められました。
チーム日本一となったところで花道を飾ることになりました。
新庄剛志は引退後~現在まで何をしていたのか?
引退会見では今後の活動について、【まだ何も予定はない】と語っていましたが、引退後はタレントに転身しました。
また、2007年には居住地をバリ島へ移し、2000年に結婚したモデルで妻の大河内志保さんと離婚。
離婚のときは、バリ島から「今日からバリ島に住むことに決めたので、離婚しよう」とのメール連絡で済ませたことを後に出演したテレビ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」で語っていました。
また、プロ野球選手として生涯で44億円を稼いだと言われていますが、その収入をほとんど知人に流用されていたことが引退後に明らかになったそうです。
新庄さんは、会社経営者の知人に、自身の金銭管理を任せっきりにしていたところ、知人はこっそり新庄さんのお金を自分の会社経営資金へと転用していたようです。
バリ島移住を決めた際、「結構残っているだろう」と収入残高を確認したところ、残高は『2200万円』だったそうで、その後の裁判で、8000万円を取り戻したようです。
ちなみに、その知人は破産手続きをしたようです。
2011年から2016年までは、モトクロスレーサーを目指して、モトクロス競技の自作コースを2000万円かけて制作しました。
また、エアブラシアートと呼ばれる、絵画に取り組んだりしていたようです。
その間の収入は、アパレルブランドのモデルをしたり、地方競馬の馬主になって投資をしたり、テレビ出演などで稼いでいたようです。
そして、2019年の10月25日に新庄剛志さんは、Youtubeチャンネルを立ち上げました。