赤川花火大会には例年30万人以上が来場する全国でも屈指の花火大会です。ところが、帰りの渋滞がヒドい!そこで、渋滞を回避する方法をご紹介します。また、赤川花火を見るのにおすすめの穴場10選とその近くの駐車場を合わせて調査しました!
さらに、浴衣で花火大会に行く方に便利な会場近くの「浴衣の着付けができる店」と「花火会場おすすめの屋台」もご紹介しています。
2019年8月17日の赤川花火大会とは?
開催日:2019年8月17日(土)
※雨天決行、河川敷の増水時は翌日に順延開催時間:19:15~21:00
開催会場:鶴岡市 赤川河畔 羽黒橋~三川橋
打ち上げ数:1万2000発
昨年の来場者数:33万人駐車場:無料。有料は、1台1日2000円 ※近隣の協力民間駐車場利用
交通規制:9~23時 ※打揚げ場所・会場周辺車両通行止め
公衆トイレ:約300基・バリアフリー1カ所
「感動日本一」をテーマに地域の方々がボランティアで運営しています。
感動のフィナーレは見逃せません。
渋滞の原因は?
圧倒的な来場者数が1番の原因ですが、道路の特徴も渋滞の原因のようです。
それは、花火会場のある鶴岡市は山に囲まれており、坂道が多いためです。
坂道では意識しないと、車のスピードが自然と落ちてしまい、後続車がブレーキを踏みます。
その結果、渋滞が発生します。また、トンネルも多いため、「暗くて狭いトンネルでは、ドライバーは速度を落としてしまうことが影響しているのではないか?」と言われています。
国道112号線(月山道)には、月山第一トンネル(長さ2.6km)、第二トンネル(1.5km)、湯殿山トンネル(665m)と3つの長いトンネルがあります。
特に渋滞がひどい道路は?
月山道(国道112号線)です。
山形市・仙台市・東京方面へは、必ず月山道(国道112号線)を通らなければ帰ることができません。
月山道の渋滞は、寒河江ICまで続きます。
2018年は午後10時ごろから混雑しはじめ、最長で、月山第2トンネルを先頭に12キロの渋滞で、
渋滞が解消されたのは翌日午前2時過ぎだったようです。
花火会場の鶴岡市から、仙台市まで帰るのに高速道路を使っても6時間かかったとの声もありました。(通常は2時間半)
渋滞に関するツイート
Twitterを見ても、渋滞にハマって大変な思いをした方が多かったみたいですね。
2018年は渋滞にウンザリしたのか、途中で路上駐車をしていったん帰るのを諦めたような車が散見されました。
つらい想いをしてでも、感動日本一の花火を見に毎年県外から多くの人が訪れています。
今年は山形赤川花火行ってきました!
下道6時間で帰り渋滞w
今年は花火見れないと思った。 pic.twitter.com/sLSxqjNuHE— 部さん(のべさん) (@root103nobe) August 21, 2017
赤川花火大会後の渋滞、異常だろ
— Miura Shiro (@urethan) August 18, 2018
赤川の花火渋滞ぱない
— issei.ota (@sosio436) August 16, 2014
赤川の花火帰り連中10キロ以上渋滞してるw
— 青玉V (@steadman_spray) August 19, 2017
酒田からの帰りなう。
赤川花火の帰りの車で市外へ向かう道路は渋滞— ときた(26歳) (@toki_t) August 19, 2017
試合中にNHKラジオが交通情報をねじ込んできたので、
何だ、と思ったら「湯殿山インターまで20キロ渋滞」と。
今夜は赤川花火大会(鶴岡市)だった。— ずぅ (@zu_nth) August 19, 2017
赤川花火大会の渋滞なう
— ハウステストアレルギー (@testsan0) August 19, 2017
赤川花火帰りの渋滞やばーいw
これ月山抜けるの朝なるよw— JIN@のぶ (@JIN1209Nanaka) August 19, 2017
山形鶴岡の赤川花火大会に行ってきました。で、渋滞激しくて初めての車中泊して帰宅。
花火も渋滞も凄かった✨笑 pic.twitter.com/BlIJVCyudz— えりぃ (@milkland20) August 19, 2017
赤川花火の渋滞、15キロだったんだって しゅごいね 過去最高来場って言ってたし、鶴岡どうなってんの
— さ! (@sakura761) August 20, 2017
渋滞回避できる方法はあるの?
赤川花火大会の渋滞を回避する方法は、次の4つです。
方法①:宿泊する
赤川花火当日の市内のホテルは、どこも満室です。
これは宿泊者が花火大会の翌日に、1年後の花火大会の宿泊を予約して帰るからです。
つまり、1年前から予約しないとホテルには泊まれないんです!
市外のホテルが空いていれば、比較的短い渋滞の体験だけですむかもしれません。
方法②:エンディングを歩きながら見て、終わる頃に車を出す。
花火会場でエンディングまで見てからだと、会場から出るのに30分はかかります。
しかし、どうしても次の日に仕事があって、はやく帰らなくてはいけない事情がない限りは、フィナーレを帰りがけに見ることはオススメしません。
なぜかというと、赤川花火大会の1番の見どころはフィナーレだからです!
これを見逃してしまうと、本当にもったいないです。ですから、きちんと最後まで見てから帰りましょう!
もちろん、大勢のひとが一気に移動しますから、すぐに帰ろうとすると大変な思いをします。
花火大会が終わったあとも屋台を営業しているところもありますから、屋台を楽しんでゆとりを持って帰るのもよいかもしれません。
もしかすると、店じまいの前なので安く買うことができるかもしれませんよ。
方法③:花火会場から遠いところに車を停める
花火会場付近が最も渋滞しますので、少しでも渋滞を回避したいのであれば、
無料駐車場はおすすめできません。有料の民間駐車場に車を停めるのは歩く距離が長くなりますが、
会場近くは、歩くよりも進む速度が遅いんですよ(笑)
方法④:逆に遅く帰る
渋滞時間を避けて、車などで休んでから帰るのも手です。
しかし、みな考えることは同じで2017年は午前2時でも、月山道(山形市方面)の渋滞にハマりました。
ちなみに、翌日も宿泊者の帰宅ラッシュで午前10時頃から渋滞します。
3時~7時頃に出発すると、比較的すいていると予想されます。
あなたがもし、「ストレスフルな渋滞の中、帰りたくない!」のであれば、車中泊もおすすめです。
いまは車中泊を楽しめるグッズもたくさんありますので、1度試してみてはいかがでしょうか。
2019赤川花火大会おすすめの穴場10選!
赤川花火大会の【有料升席】は非常に人気で毎年、有料升席チケットはすぐに売り切れてしまいます。
さらに、打ち上げの【2時間】前には無料観覧席までいっぱいになってしまいます。
せっかくの花火デートで場所取りがうまくできず、場所を探してるうちに打ち上げ開始になってしまわないように!
花火会場の中でのおすすめエリアをご紹介
穴場という花火会場から離れたエリアをイメージしますが、無料観覧席の中でもおすすめのエリアが2箇所あります。
打ち上げ直前でも比較的座れる、エリアをご紹介します!
まずは、花火会場全体の地図を見てください。
非常にわかりにくいのですが、打ち上げ会場の右側が無料観覧席になります。
2018年から有料席・無料席の通路に至る通路がそれぞれ分けられることになりました!
「有料」と書いた緑色の矢印が有料席ゲートに至る通路で、青が「無料」席に至るゲートです。
無料観覧エリアも複数ありますが、その中でもオススメなのが、下の会場地図で(青いピン)と黄色で囲っているエリアです。
もう少し拡大します!
穴場1:(花火会場)歩行者通路のうしろの土手(芝生)
無料観覧エリアの後方に、砂利道の通路を挟んで「芝生の土手」になっています。
例年、この土手は、開始1時間前でも比較的すいていますので、おすすめです。
ただ、2018年からゲートに至る通路が整備されるようなので、座れなくなっている可能性もあるかもしれません。
穴場2:(花火会場)無料観覧席②
いつもはグラウンドとして使われているエリアのため、土の地面の座り心地を気にしてか、比較的すいています。
このエリアは、レジャーシート(敷物)が必須です!
前日に雨が降ると、水たまりが出来たり、当日の通り雨でも地面が乾いていないこともありますので、必ず持参してくださいね。
穴場1・2へアクセスするのにオススメの駐車場は?
櫛引総合運動公園の近くに車を停めるとよいかと思います。
そこから無料観覧席近くのゲートまでシャトルバス(有料)が出ています。
穴場3:三川橋近辺
三川橋近辺は、比較的人混みも少なく、早めに場所できる方にはオススメの穴場です。
穴場3にアクセスするのにオススメの駐車場は?
鶴岡中央工業団地の無料駐車場がオススメです!
ですが、無料駐車場は例年満車になりますので、早めの移動が必要になります。
穴場4:鶴岡市立朝暘第五小学校のグラウンド
このくらい花火会場から離れると花火の打ち上げに合わせた音楽などは聞こえないので、
ラジオなど持参するとよいかもしれません。
穴場5:鶴岡東公園
写真のように広い芝生スペースがありますので、ゆったり観覧したい方にはおすすめです。
穴場4・5にアクセスするのにオススメの駐車場は?
どちらも近くに、民間の有料駐車場がいくつかありますので、そちらに停めるとよいでしょう。
駐車料金はだいたい例年3000円かかってしまいますが、ここは仕方がないと割り切って、停めたほうがいいです。
民間の駐車場もすぐに埋まってしまいますので、ご注意ください。
穴場6:羽黒橋近辺
さえぎるものが何もなく、花火が良く見える穴場スポットです。
羽黒橋側に風が吹くこと煙が多いので、あまり風がない日だと煙が溜まって少し見えづらいかもしれません。
最近、このエリアで観覧する人はかなり増えた印象です。
穴場7:羽黒町側の土手
打ち上げ場所のちょうど裏手側になります。
比較的人混みが緩やかで、周辺は農道が広がっているスポットのようです。
みんなと違う角度から見る花火ですので、まさに穴場といったスポットですね。
穴場8:北日本羽黒食品 羽黒工場近辺(元ブルボン)
もともとは、地元の人たちの穴場スポットだったイメージです。
最近は、紹介されすぎて人が増えているのでしょうか?近くに、コンビニ(デイリーヤマザキ)もあるので便利ですね。
穴場6・7・8にアクセスするのにオススメの駐車場は?
例年、近くに民間の有料駐車場があるので、穴場スポットを直接目指すとよいでしょう。
確実に停められる駐車場がよい方は、銀座第2パーキングに停めましょう。
歩いて30分程度です。
穴場9:鶴岡南部公園
近くにマックスバリュなどや酒屋、ホームセンターなどが入ったショッピングエリアがありますので、
準備をしないで来てしまった現地調達組にはおすすめのエリアです。
公園なので、ゆったりと観覧できます。
穴場10:櫛引総合運動公園
穴場1・2にアクセスするのにオススメの駐車場としても紹介した公園です。
花火会場からはやや距離があるのですが、静かに観覧できるエリアです。
花火大会が終了したあと一目散に帰路につけるので、渋滞にも巻き込まれにくいかもしれませんね。
穴場9・10にアクセスするのにオススメの駐車場は?
この2つのエリアは、近くに広大な駐車場がありますので、現地を直接目指せばOKです!
まとめ
浴衣の着付けができる店とおすすめの穴場10選をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
花火大会は、渋滞や人も多く大変ですが、感動の花火を見れば苦労して来た甲斐があったと感じてもらえるはずです。
もしかすると、1年で1番の思い出になること間違いなしです。