2019年10月27日に行われたラグビーワールドカップ準決勝【イングランドvsニュージーランド】戦で、イングランド代表がニュージーランド(オールブラックス)の伝統的なハカに対して、V字フォーメーションで『不敵な笑みを浮かべるという奇襲』をはかったことが話題になっています。
今回は、ラグビーイングランド代表のハカ奇襲の動画と、罰金の理由についてご紹介していきます。
■目次
【動画】ラグビーイングランドの”ハカV字奇襲”とは?
2019年10月27日、ラグビーワールドカップ準決勝【イングランドvsニュージーランド】戦は、19対7でイングランドが歴史的勝利を収めました。
その一方で、試合前に儀式として行われる【ニュージランド】オールブラックスの伝統的なハカに対して、イングランド代表は【V字のフォーメーション】で不敵な笑みを浮かべたことに批判が集まっています。
海外のメディアではイングランド代表は、『とんでもなく敬意欠いてる』と報道されています。
確かに、不思議な光景ですね!
このような『ハカ奇襲』を行った理由について、不敵な笑みを浮かべたイングランド代表のファレル選手は、次のように語っています。
「我々はただ立ち尽くしたり、受け身になることはしたくなかった」
実際、ハカを見た相手チームは、その迫力に圧倒されて、精神的に萎縮してしまうとも言われており、ハカがニュージーランドを強くしているとも言われています。
動画をよく見ると、ハカが始まった直後には、イングランドの選手が審判から注意を受けているようなシーンも映されています。
審判の指導に従わなかったイングランド代表は、結果的に罰金35万円を支払ったそうですが、実はその理由は、厳密には奇襲をしたからというわけではないようです。
【ラグビー】イングランドの”ハカV字奇襲”が罰金となった理由はなぜ?
2019年10月30日、ラグビーワールドカップ主催者である、国際統括団体ワールドラグビーは、イングランド代表チームに35万円の罰金処分を科したことが明らかになりました。
奇襲をしたこと自体が、罰金の対象ではなく、今大会の以下のルールに則った上での罰金だったようです。
【規約】
対戦チームは、キックオフ前に敵陣に入ることは許されない。
イングランド代表の選手は、ニュージランドがハカを行った際に、V字隊列の両端の6選手が敵陣に侵入していました。

つまり、今回のハカ奇襲自体はルール上はまったく問題ないようです。
しかし、海外からは【無礼だ!】と声が上がっています。
もちろん、その一方で、なぜ【無礼なのか?】と納得のいかない人も多いようですね。
【ラグビー】”ハカ奇襲”イングランドだけじゃない、過去にはフランス代表も?
実は、ニュージランドのハカに対抗する姿勢を示した例は、過去にもあります。
それが、2011年のフランス代表です。
フランス代表選手は、今回(2019年大会)のイングランド代表とはちょうど、逆のフォーメーションとなる【V字型】でハカに対抗したことがありました。
相手チームにとっては、ハカを披露されることがそれだけ嫌なことであることは間違いなさそうです。
しかし、そのニュージーランドを破った【イングランド】は、まさにあっぱれですね!
11月2日には、決勝戦のイングランドvs南アフリカがあります。最後までラグビーワールドカップを楽しみましょう。
参考:【ラグビー2019】決勝戦をネット放送で見る方法は?スマホで生中継を無料視聴しよう
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